G空間EXPO2013|Geoエデュケーションプログラム:G空間で地域を考えようワークショップ活動報告

G空間EXPO2013|Geoエデュケーションプログラム
GISとオープンデータによる地域活動支援
第2部 ワークショップ「G空間で地域を考えよう」活動報告

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ワークショップマニュアルはこちら
http://www.slideshare.net/kazutoaoki/g-29019356

日時:11月15日(金)13:30~16:30
対象:自治体職員、NPO、地域協力に関心を持っている住民
会場:日本科学未来館 オリエンーションルーム2
主催:国土交通省国土政策局国土情報課
協力先:GIS先進自治体、NPO法人伊能社中、地理情報システム学会、自治体GIS活用推進グループ、会場周辺自治体、

趣旨:
 高齢化社会や地域防災をテーマに、GISでG空間情報やオープンデータを実際に使って、地域課題の現状を把握し、その解決方法を考えるワークショップ

本ワークショップのねらい
①GISの操作、技術を修得するのが、目的ではなく、G空間情報って、おもしろいね!
と思ってもらえるワークショップ
GISの操作は、PC操作TAさんが行ってくれます
②自治体がもつG空間情報だけでなく、
世の中に流通している様々なG空間情報を組み合わせて、地域認識を地図化できるんだと思ってもらえるワークショップ
③フリーオープンソースGISを使って、ワークショップ後に、参加者がそれぞれの自治体で、実際にGISを触って、地域課題を考えてもらえるきっかけとなるワークショップ

ワークショップの流れ180分  13:30~16:30
(1)GISを活用した分析事例の紹介15分
13:30 ~13:45
(2)データ・分析ツール(GIS)の紹介 15分(30分) 13:45 ~14:00
(3)各グループでワークショップ60分(90分)
14:00 ~15:00
(4)発表 60分 1グループ10分(150分) 
15:00 ~16:00
(5)まとめ・講評・振り返り  30分(180分)
16:00 ~16:35

使用するGIS
QGIS(フリーオープンソースGIS) Version1.74
使用するG空間情報
国土交通省国土政策局 国土数値情報
総務省統計局 e-stat 小地域統計(町丁字等)
室蘭市 オープンデータ、室蘭市提供データ
町田市 住民基本台帳等データ
東京大学空間情報科学センター マイクロジオデータ

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タイムスケジュール
ワークショップの流れ180分  13:30~16:30
(3)各グループでワークショップ60分(90分) 14:00 ~15:00
6つのグループに分かれてワークショップを実施 
参加者は紙の地図でやってみたいことのイメージを作り、
各グループにファシリテータTA1名、PC操作TA1名の2名を配置し、データ取得、GIS操作はTAがすべて行う。
参加者は主にデータの活用方法や、作成した地図等から、地域の課題解決方法を検討する
(4)発表 60分 1グループ10分(150分)  15:00 ~16:00
(5)まとめ・講評・振り返り  30分(180分) 16:00 ~16:30

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テーマ1.福祉 高齢化・買い物難民 (東京都町田市)
多摩ニュータウン(町田市)の高齢化・買い物難民等の問題
国土数値情報(施設位置)、 E-stat(人口、高齢者数)
コンビニ、スーパー、鉄道、バス、医療施設位置 (東京大学マイクロジオデータ)
将来人口、マイクロ人口統計(東京大学マイクロジオデータ)
年少者、高齢者の将来分布地図
レベル1 高齢化・買い物難民の状況がよくわかる地図
レベル2 高齢者人口に比較して施設は足りているのか
レベル3 さらにGISで活用するために必要なデータは

テーマ2.防災 地域防災(北海道室蘭市)
災害に備えた避難所配置など地域防災計画
国土数値情報(施設位置)、 E-stat(人口、高齢者数)
室蘭市 オープンデータ
津波浸水深、洪水浸水深、大雨土石流
建物階層構造マイクロジオデータ (CSISデータ)
年少者、高齢者の分布地図
津波の場合、逃げる場所はここ、土砂災害の場合はここの避難所とか
レベル1 災害に応じて逃げる避難場所がよくわかる地図
レベル2 地域人口に比較して避難場所が足りそうか
レベル3 さらにGISで活用するために必要なデータは

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【振り返り1】
これまでのGIS研修では、参加者の方々に
①GISを操作してもらって、地図を作ってもらい
②その地図を見て、地域課題やその解決方法を考えてもらう
という2つのことをしてもらっていました。
しかし、①GIS操作をしてもらうだけで手一杯で、②肝心の地図を見て地域課題やその解決方法を考えてもらう考えることまで、時間的にも、精神的にも、至らないという問題点がありました。
そのため、今回のワークショップでは、GIS操作はすべてGIS操作TAさんにお任せして、参加者さんには、GIS操作TAさんがGISでたちどころに作る様々な地域課題を地図化したものを見てもらって、②その地図を見て、地域課題やその解決方法を考えてもらうことだけに焦点を絞って行いました。
そのため、短い時間の中で、本来の目的である地図を見ての気づきやそのための対策について、意見交換できたのではないかと考えています。

【反省点】
・町田市では昭和30年代からの町名字単位の住民基本台帳人口データがエクセル形式で公開されており、現在の町丁目単位のshpファイル内に昭和30年代からの年齢別人口数値を入力したものを作って、簡単に年齢別人口の変化を比較できるようにしたかった。しかし、町田市では住宅開発による町名字名変更が相当数あり、単純に過去の町名字単位の年齢別人口と現在の年齢別人口を比較するデータを作成することができなかった。
今後も、本ワークショップで、市町村内の高齢化問題をテーマとして町丁目単位で分析する場合には、
(1)町名字名変更のなかった市町村を対象とする
(2)市町村のうち、町名字名変更のなかった地域のみを対象とする
(3)町名字名変更前の過去の町丁字形状のshpファイルを用意して、面積按分法などで現在の町丁字形状での過去の年齢別人口を推計したデータを用意する
などの検討が必要である。
・伊能社中の仙石さんに、地域を詳細に分析可能なマイクロジオデータの提供をいただいたが、時間的な関係で十分にデータの活用法について精査できず、活用できなかった。

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【振り返り2】
現在、注目されているオープンデータ×GISというワークショップ
室蘭市のG空間情報オープンデータを利用した、防災面での課題や解決方法について、議論ができたのではないかと考えています。
今、話題のオープンデータを利用するということでG空間情報、GISよりも、むしろオープンデータ、オープンガバメント関連で活動しておられる方が何名かおいでになられていました。オープンデータをうまく組み合わせて、
オープンデータ(データ)+G空間情報(データ)×GIS(ツール)という組み合わせで、多くの注目を集めて、G空間情報(データ)×GIS(ツール)の再認識、再評価をねらうことも今後の戦略であると思いました。

【反省点】
当方の準備不足もあり、オープンデータの意義を十分に感じてもらえる内容にもっとするべきであった。
まず、オープンデータの利点である2次利用のメリットが生かせていなかった。せっかく、オープンデータなので、ワークショップでデータを加工して作成したデータを、成果として対象市町村や該当地域で使ってもらえるG空間情報のオープンデータとして、公開するとよかったと思います。
さらに、現在、オープンデータ公開されておられる鯖江市や流山市などのG空間情報になっていないオープンデータを例にして、公共施設位置の座標値をGISの機能で地図化したり、座標値のない住所情報をアドレスマッチングで地図化するなど、オープンデータをGISでこのように利用することができるのだという点やG空間情報オープンデータの作成方法について体感してもらうとよかったと思います。
むしろ、今後は単なるG空間情報(データ)×GIS(ツール)を普及させるワークショップ、研修だけでなく、G空間情報オープンデータの加工・公開・流通を目的としたG空間情報オープンデータソンみたいなものにするという方向性もあるのではないかと思いました。

主催の国土交通省国土政策局国土情報課様、ファシリテーターを務めていただいたGIS先進自治体職員様、PC操作TAを務めていただいたNPO法人伊能社中様、どうもありがとうございました。
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地理空間情報で社会を少しでもよくしたいジオねこ@うじじすのブログなのだ。
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GIS の夜明けは近いぜよ!
(もう、何年、同じこと言っとんねん!)
(大体、あんた。佐幕派でしょが!)
最近、夜が明けたかと思ったら、GISはスマホ地図としてみんなに知られて、いまや誰もGISとは言ってくれません。。

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