2012年3月17日 「さわってみようFOSS4G (QGIS)」(日本生態学会第59回大会 自由集会)

http://www.osgeo.jp/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/osgeojp%E3%81%8C%E5%BE%8C%E6%8F%B4%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/foss4g-in-esj59/

http://www.esj.ne.jp/meeting/59/ESJ59_EAFES5_timetable.pdf


 2012 年3 月17 日(土)~3 月21 日(水)に龍谷大学 瀬田キャンパス(地図はこちら)を主会場として開催される日本生態学会第59回大会の自由集会として,「さわってみよう、FOSS4G(QGIS)」を開催します。是非ぜひ、ご来場ください!!

日時:2012年3月17日(土) 17:30-19:30

場所:龍谷大学・瀬田キャンパス 8号館

企画者・司会進行:古川泰人(OSGeo.JP&(株)地域環境計画)

開催趣旨
 近年、空間情報を解析し表現することは、生態学のみならず様々な科学技術分野で重要なスキルとなった。しかし、これらを可能にするGIS(地理情報システム)ソフトは、操作が複雑で高価なため、多くの人々が気軽に利用できる状況ではなかった。
 そこでFOSS4Gと呼ばれるオープンソースの地理情報ソフトウェアが注目されている。FOSS4Gは自由に入手・再配布が可能なため、導入時のハードルが低い。また、多くのGISソフトと同等の機能も持っており、高度な分析も可能である。
 このため、近年FOSS4Gは防災・農業・人文科学など様々な分野で利用が拡大しつつあり、生態学研究においても統計ソフト”R”と並んで有用なツールになりつつある。
 本集会は、FOSS4Gに興味を持っている学会参加者を対象に、基礎知識や最新活用事例などを紹介し、利活用支援を行う事を目的とする。特に、入門者向けのGISであるQGISについては、無料データやGPSの活用などといった生態学研究にも応用できるデモンストレーションを行う予定である。
 なお、3月21日にQGIS使用方法についてのワークショップを京都駅周辺で開催する予定である。自由集会の詳細やワークショップの申し込み方法については本ページにて随時更新します。


講演者予定者および仮タイトル:

岩崎亘典(OSGeo.JP&(独)農業環境技術研究所):さわったことありますか、FOSS4G&QGIS? 趣旨説明に変えて
 早いもので提案者がFOSS4Gで自由集会を始めてからはや4年。その間QGISをはじめとするFOSS4Gは生態学に限らず、多くの分野で活用される様になりました。ありがたいことでございます。とはいうものの、まだまださわったことがない人、さわってみたけど実際には使いこなすところまでいってない人も多くいらっしゃると思います。ということで今回は、生態学に役に立ちそうなFOSS4G&QGISに関する情報や他分野を含めた利用事例など、「最初の一歩」を踏み出すための参考になる情報を紹介したいと思います。


伊藤健二((独)農業環境技術研究所): 共同で野外調査を行う時に役立つGIS: 「”ここ”って調査点なの?」
 野外調査を行う研究者にとって「地図上に設定した調査地に行く」ことは昔から(そしてこれからも)行われる身近で普通な行為ですが、これを土地勘のない人間が効率よく行うのは意外と困難です。目的とする場所から外れた場所で調査してしまいデータを整理していて青い顔…とか、調査をやろうと思っても適当な場所を現場で見つけ出せずやたらと時間を費やす…ということはよくある話(というのは私だけでしょうか?)。
 演者は共同研究者と共に霞ヶ浦の湖岸全周調査を行う際、この問題を解消するためにQGISとGRASSで編集・記述した調査区の位置情報をgoogleの地図情報サービス”googlemaps”のマイマップに転送して航空写真上に表示させ、これを現地でGPS機能を持つスマートフォンを使って位置確認しながら調査を行っています。航空写真で周囲の様子を確認しながら作業できるため、調査に適した場所や地図にない道を現場で探す際にも役に立ちます。この方法は誰でも利用できるインターネット環境・サービスを利用した簡単なものですが、特に現地に行ったことのない共同研究者と作業を行う際、正確さと時間の短縮のうえで非常に有効でした。発表では具体的な作業の説明と共に、学会会場近くに”ニセ調査地”を設定し、実際の雰囲気を味わってもらう予定です。


久保まゆみ((独)土木研究所寒地土木研究所):勉強会でモチベーションUPしよう
 GISソフトやデータがフリーで手に入っても、1人で使いこなすのは難しい…、正しい操作なのか分からなくて不安…というのは誰もが抱える問題です。となりにGISエキスパートがいなくても、「GIS使ってみたいな」と思っている人がもう一人いれば勉強会は始められます。インターネット上にあるテキストを参考に実際に触ってみる、教えてみる、質問されてみると思いのほか勉強になります。2010年に7回に渡って行ったQGIS勉強会の始まりの経緯や運営方法、参加者の感想、困ったことや良かったことなども含め、これからGISを勉強しようという方に参考となる情報を紹介します。


デモンストレーション:生態学研究で使える各種Tips  無料のデータのダウンロード場所、GPSの位置情報を地図に表示する方法、スマートフォン等で撮影した位置情報つき画像の管理、簡単な分析方などについてデモンストレーションを行う予定です。


田村賢哉(奈良大学):分野を超えたFOSS4Gの可能性 -東日本大震災でのマッピングを例に-  
東日本大震災では多くの地図が家屋被害や、道路状況、文化財や生態系などの被災状況の把握に用いられました。それには地理情報システムが多く活躍し、奈良大学でも多くの学生がFOSS4Gを用いた震災地図作製に関わりました。
 FOSS4Gは地理空間情報を扱うツールでです。主に計量地理学より発達してきたGISは、特別な技術をもった人だけでなく、近年の技術の進歩により誰でも扱えるようになってきています。とくにオープンソースとして開発されてきたFOSS4Gは研究分野の壁を越えて活用の場が広がっています。地球上で起きた出来事を表現するツールとしてのFOSS4Gの可能性について、東日本大震災での奈良大学の震災学術ボランティア活動を例に紹介します。
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GIS の夜明けは近いぜよ!
(もう、何年、同じこと言っとんねん!)
(大体、あんた。佐幕派でしょが!)
最近、夜が明けたかと思ったら、GISはスマホ地図としてみんなに知られて、いまや誰もGISとは言ってくれません。。

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